ある日、Zoom−Zoomはストリークの元へ向かいました。 でも、彼の手に持っているものは…。 |
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「何を持っているんだ?Zoom−Zoom」 Zoom−Zoomは、手に持っていた物をストリークへ見せた。 それは何とも不思議な形をした物…。どうやら生き物の模型のようだった。 「何だ…それは?」 「ハウンド、クレタ」 Zoom−Zoomが口にした名前に、ストリークは「あぁ…」と頭を抱えたくなった。 「アイツ…変な生き物の模型を集めてるって言っていたな…。それをくれたって事は、ダブったんだな」 「コレ、カワイイ?」 「いや、どっちかって言うと…可愛く…ないな」 見た事も無い生き物の模型に、Zoom−Zoomは興味津々のようだった。 その模型と一緒に貰ったのだろうか、説明が書かれている小冊子を見ていた。 「いかにも変な生き物だな、何て名前だ?」 ストリークも一緒にその解説書に目を通した。ソコに書かれていた事は…。 「イシガキリュウグウウミウシ 特技:共食い」 「……………」 ストリークは何とも言えない微妙な気分に襲われた…。 その反対に、Zoom−Zoomは嬉しそうに模型を眺めている。 「…気に入ったのか?」 複雑な表情のストリークが訊ねると、Zoom−Zoomは嬉しそうに「うん」と頷いて見せた。 「そっ…か、うんイイよ、持っていなさい」 ストリークから許しが出た事に納得したZoom−Zoomは、その不思議な生き物の模型を持って、立ち去って行った。 おそらく、他の仲間にも見せるのだろう。そして、見せた相手のリアクションもこの子にとっては勉強になるのだと、ストリークは自分の中に芽生え始めた「親心」でぐっと耐えるのだった。 「ハウンドの野郎…、後で軽く〆とくか」 それもまた親心。 ハウンドさんの運命や如何に。 しかし、ハウンドさんが〆られても副官がご子息にあげていると思われます。 この後、ご子息の手元には変な生き物の模型が順調に増えて行きましたとさ(笑)。 |
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★いきもの不思議発見★ 久し振りの不憫な彼とご子息ネタ。ご子息が喋った!これは進歩です(笑)。 でも喋る相手は今のところ副官と不憫な彼だけです。特別な存在ですからv。 既にシリーズ化しつつある「へんないきもの」ネタ。 このフィギュアの出来がまたリアルで、キモ可愛いところに集め甲斐があります。 いつのまにやらネタ写真の小道具としてすっかり定着…。 全種コンプリートしたらオバドラさんを囲ませたい(鬼ですね)。 |
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